1人でギャンブル依存を抜けるには
しばらくこの日記を書いていませんでしたが、
借金をコツコツ返しながら、競馬・競輪・競艇にも毎月10-20万円は突っ込む日々は続いていました。
借金自体は残り200万円を切り、ギャンブルを辞めれば年内には完済し、
来年末には600万円は貯金出来るシュミレーションは出来ました。
頭では分かっていても、これだけ資産を失ったことが分かっていても、
口座に入金があれば、コツコツとギャンブルへお金を納めてしまう仕組みは止められません。
依存症は脳の病気と、20代の頃、専門機関に相談した時に言われた記憶があります。
あの時は競馬だけでしたが、確かに2-3年、完全に離れることが出来ました。
1人で依存を抜け出すのは本当に難しく、意志の強さとか、そういう問題では無いようです。
会社などのお金に手をつけるニュースを聞くたびに、これは氷山の一角で、
私のようなお金を全てギャンブルに使わないと落ち着かない人が山ほどいるんだろうと。
自分で言うのも何ですが、世間的にはむしろ真面目な人だと認知されている人ほど、
コツコツと努力を積み重ねるように、お金を捨てている人が多いのかもしれない。
近所にホームレスの爺さんを見かけるが、他人事には思えず、誰しも、
何かのキッカケであの爺さんのようになると思って生きた方が良いと。
この依存状態を抜け出すには、ギャンブルの情報に触れない事が理想ですが、
頭の中には、的中して大儲けた記憶が深く刻まれているため、
ふとCMやYouTubeでギャンブル関連の情報に触れれば戻ることは一瞬。
辞めようと決意し、JRA、地方競馬、競艇、競輪の登録の解除→再登録の回数は
日本のトップ3に入るんじゃないかと思うぐらい、繰り返しています。
辞めた人の話を聞けば、ギャンブルよりも楽しい物を見つけた話、もしくは、
家族や大事な人に打ち明けて、その人たちを裏切らない責任感から離れていく話を聞きました。
私が20代の頃に辞めたのは後者側に近いですが、
家族に伝えたというよりは、家族にバレてこのままじゃダメだと怖くなり、自然に辞めていったように記憶しています。
今でも、税金の滞納で税務署に呼ばれたり、支払いが滞って催促の電話を受けたりした直後は2度とやらないと決意するのですが、
しばらくすれば、お金を入金して、当たりそうな3-6倍の三連複やワイドに掛けて、ドキドキしている自分がいます。
賭けないことで当たりを逃す方が勿体無いとでも思っているんだろうと。もはや予想ロジックも何もない、ただの雰囲気で賭けているだけの状況。
こうやって文字にするだけでも、馬鹿馬鹿しくなるけど、こんな風にお金を数千万単位で失っているはず。
お金だけでなく、時間も失っているんだよね。この時間があれば、どれだけのことが出来ただろうかと。
こうやって日記を書くのも一つかもしれない。
今週、金曜日に数万円の入金があり、支払いを終えた残金の3万円で競艇をして、
きっちり負けて、来週金曜日まで残った楽天ポイントのみで生活です。
最後にギャンブルしたのは4/7。まだ24時間経過もしていない。
ただ、カード枠の現金化だったり、あらゆる方法で使えることはやりきったので、
知り合いから借りるしかもうお金は工面できないため、とりあえず来週金曜日までは離れられます。
問題は入金される金曜日、ギャンブルせずに終えられるかどうかです。
入金されることすら忘れるのも一つ、
入金された瞬間、借金返済に使ってしまうのも一つ、またこの土曜日に日記を書こうと思います。